マネージャ経由の設定

マネージャ(ESMPRO/ServerManager)を経由して、マネージャマシンから電子メールまたはダイヤルアップ(モデム)を利用し たエクスプレス通報サービスを開始するための設定手順について説明します。

チェック
マネージャからのエクスプレス通報を行う場合は、 マネージャ側とエージェント側の両方で設定が必要です。まずマネージャ側の設定を行い 、マネージャマシンとフィールディング間の経路到達確認テストが正常に終了した後に、ESMPRO/ServerAgent側にてエージェントの設定を行ってください。


インターネットメール経由の場合

マネージャから電子メールを利用してエクスプレス通報サービスを開始するための設定手順について説明します。

1
アラートビューアの[ツール]メニューから[通報の設定]を選択する。

アラートマネージャが起動します。

2
アラートマネージャの[設定]メニューから[通報基本設定]を選択する。

3
[通報手段の設定]プロパティの通報手段リストから[マネージャからのエクスプレス通報]を選択して、[設定...]をクリックする。

[マネージャからのエクスプレス通報]ダイアログボックスが表示されます。



4
エージェントとのソケット間通信に使用するポート番号を指定する。

初期値は31136です。通常、初期値に問題がない限り設定を変更しないでください。変更する場合はエージェントでも同一のポート番号を指定してください。



5
保守センターへの宛先を登録する。

[宛先登録]をクリックすると、[通報開局FD読み取りツール]が起動します。



6
通報開局FDをフロッピーディスクドライブにセットし、[次へ]をクリックする。

通報開局FDの読み取りが開始されます。

7
読み取り終了後、[完了]をクリックして[通報開局FD読み取りツール]を終了する。

8
[マネージャからのエクスプレス通報]ダイアログボックスで、通報手段として[インターネット メール経由]を選択して、[設定]をクリックする。

[マネージャからのエクスプレス通報(インターネット メール経由)の基本設定]ダイアログボックスが表示されます。

9
SMTPが動作しているメールサーバのホスト名またはIPアドレスを入力する。

たとえば、smtp.foo.co.jpまたは192.168.0.100のように入力します。



10
自分(送信者)のメールボックスの電子メールアドレスを指定する。

たとえば、sousin@foo.co.jpのように入力します。

11
[OK]をクリックする。

[マネージャからのエクスプレス通報の基本設定]ダイアログボックスに戻ります。

12
[マネージャからのエクスプレス通報の基本設定]ダイアログボックスで[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じる。

13
アラートマネージャの[設定]メニューから[通報先リストの設定]を選択する。

14
IDリストから[エクスプレス通報サービスを選択して、[修正...]をクリックする。



15
[ID設定]ダイアログボックスが表示されたら、[宛先設定...]をクリックする。



[エクスプレス通報サービスの設定]ダイアログボックスが表示されます。



16
[宛先設定]をクリックする。

[マネージャからのエクスプレス通報 (インターネット メール経由)の設定]ダイアログボックスが表示されます。



17
宛先を確認する。

宛先は通報開局FDに設定されているメールアドレスを表示していますので、問題がない場合は変更しないでください。

18
[送信テスト]をクリックしてメールの到達確認テストをする。

19
[OK]をクリックして[マネージャからのエクスプレス通報(インターネット メール経由)の設定]ダイアログボックスを閉じる。

20
[マネージャからのエクスプレス通報]ダイアログボックスで[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じる。

21
[ID設定]ダイアログボックスで、[スケジュール...]をクリックして、通報リトライの設定と通報時間帯の設定をする。

初期値は、5分間隔で72時間後までのリトライ、24時間通報可能になっています。
この値は推奨値です。特に問題がなければ変更しないでください。
設定を終えたら[OK]をクリックします。

22
通報手段を有効にするかどうか確認のメッセージボックスが表示されたら、[はい]をクリックする。



[いいえ]をクリックした場合は、アラートマネージャの[通報基本設定]を選択し、[通報手段の設定]プロパティの通報手段リストにある[マネージャからのエクスプレス通報]の通報有効/無効ビットマップを有効(緑色)にしてください。

以上で、マネージャ側の設定は完了しました。
次にエージェント側の設定を行ってください。



ダイヤルアップ経由の場合

マネージャからダイヤルアップを利用してエクスプレス通報サービスを開始するための設定手順について説明します。

1
アラートビューアの[ツール]メニューから[通報の設定]を選択する。

アラートマネージャが起動します。

2
アラートマネージャの[設定]メニューから[通報基本設定]を選択する。

3
[通報手段の設定]プロパティの通報手段リストから[マネージャからのエクスプレス通報]を選択して、[設定...]をクリックする。

[マネージャからのエクスプレス通報]ダイアログボックスが表示されます。



4
エージェントとのソケット間通信に使用するポート番号を指定する。

初期値は31136です。通常、初期値に問題がない限り設定を変更しないでください。変更する場合はエージェントでも同一のポート番号を指定してください。



5
保守センターへの宛先を登録する。

[宛先登録]をクリックすると、[通報開局FD読み取りツール]が起動します。



6
通報開局FDをフロッピーディスクドライブにセットし、[次へ]をクリックする。

通報開局FDの読み取りが開始されます。

7
読み取り終了後、[完了]をクリックして[通報開局FD読み取りツール]を終了する。

8
[マネージャからのエクスプレス通報]ダイアログボックスで、通報手段として[ダイヤルアップ経由]を選択して、[設定]をクリックする。

[マネージャからのエクスプレス通報(ダイヤルアップ経由)]ダイアログボックスが表示されます。



9
[通報先設定]をクリックする。

[通報先の設定(シリアルポート経由)]ダイアログボックスが表示されます。



[シリアルポート]にモデムが接続されているシリアルポートを設定します。

10
[OK]をクリック[マネージャからのエクスプレス通報(ダイヤルアップ経由)]に戻る。

11
[到達確認テスト(1次)]をクリックして到達確認テストをする。

[ユーザID]には、ユーザーシステムコードを入力します。

12
[OK]をクリックして[マネージャからのエクスプレス通報(ダイヤルアップ経由)の設定]ダイアログボックスを閉じる。

13
[マネージャからのエクスプレス通報の基本設定]ダイアログボックスで[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じる。

14
通報手段を有効にするかどうか確認のメッセージボックスが表示されたら、[はい]をクリックする。



[いいえ]をクリックした場合は、アラートマネージャの[通報基本設定]を選択し、[通報手段の設定]プロパティの通報手段リストにある[マネージャからのエクスプレス通報]の通報有効/無効ビットマップを有効(緑色)にしてください。

以上で、マネージャ側の設定は完了しました。
次にエージェント側の設定を行ってください。


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